「辛いことから逃げずに向き合う力!子どもたちへの相談セッションの例」中学生の悩み 部活動

こんにちは。最近、部活動の練習が厳しくなってくると、勉強や遊びを理由にして辛いことから逃げたくなる子どもたちが増えています。これは誰しも一度は経験する悩みですよね。今回はACTの考えに基づく相談セッションの例を紹介します。読みながら、「自分もこういう風に考えればいいんだ」と感じてもらえるとうれしいです。

セッションの流れ

1. 現在の状況を聞く

まずは、子どもたちの現状を理解するところからスタート。「部活動が辛い」、「勉強が忙しい」、「遊びたい」、「顧問、部活メンバー、親との関係がうまくいかない」など、それぞれの気持ちや理由をしっかりと聞き取ります。

2. 感情の認識と受け入れ

「辛いと思うのは当然のことだよ」と、子どもたちの感情を認めることから始めます。辛いことから逃げたいという気持ちを否定せず、それが自然な反応であることを教えます。

3. 価値観の確認

次に、子どもたちに「なぜ部活動を始めたのか」、「部活動を通じて何を得たいのか」を問いかけます。自分にとっての価値観や目標を明確にすることで、どのような行動がその価値観に沿ったものなのかを考えてもらいます。
これまでの経験をグラフ化するなど見える化することで、過去の立ち直った経験などを掘り起こし、その時の頑張りを自分でも評価できるように励まします。

4. 認知の変革

子どもたちに「練習が辛いという気持ちは変わらないかもしれないけど、その気持ちに対してどう対応するかは変えられるよ」と伝えます。子どもの強みや価値を再認識させ、辛い感情をそのまま受け入れつつ、価値に基づいた行動を取ることの重要性を教えます。

5. 小さなステップから行動へ

価値に基づいた行動を取るための具体的なステップを一緒に考えます。例えば、小さな目標 次の地区大会での自分の活躍をイメージさせて、そのための練習を少しずつ増やしていく、小さな成功体験を積むことで自信をつけるなど。

6. 継続的なサポート

最後に、部活動を続けるためには、周囲の応援がかかせません。子どもの承認欲求を満たしながら、子どもたちに継続的なサポートを約束します。定期的に相談に乗り、進捗を確認し、よい評価を絶えず、与えることで、辛いことから逃げずに向き合う力を育む手助けを続けます。

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)とは?

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は、認知行動療法の一種です。主な目標は、辛い感情や思考をそのまま受け入れ(アクセプタンス)、自分の価値に基づいた行動(コミットメント)を取ることです。マインドフルネスの技法を使い、自分の思考や感情に気づき、それにとらわれずに前向きな行動を促します。

終わりに

辛いことから逃げずに向き合う力を身につけることは、子どもたちの成長にとって非常に重要です。ACTの考え方を取り入れた相談セッションを通じて、彼らが自分の価値観に沿った行動を取れるようサポートしていきましょう。皆さんも、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。