安心安全の学校組織になるために
組織づくりの基本は心理的安全性と柔軟性だと思っています。
優良企業では社員のエンゲージメントを常に評価しているようですね。
エンゲージメントが高ければ、問題が多ければ多いほど、結束が固くなり、生産性があがることがわかっています。
学校ではどうでしょう?!教員は基本真面目な方が多いので、それぞれのいいところを認めてあげて、やる気にさせたら、すぐによくなるような気がしますが・・・

問題の現状
現実は、そうではない学校も見られます。管理職のリーダーシップにかかっていると思うことも多々あります。校長は教員組織を管理する役目があるのは、当然ですが、昔のような上意下達のような管理をしている校長が残念ながらいて、どうしたものかと見ています。しかも最近の教員不足も手伝って、事態は益々深刻になって行く感じもします。
採用倍率は小学校で一倍を切っている県もあります。優秀な教員が減ってきて、優秀な教員ほど割に合わないと思うのか、早期退職も多い。教職調整手当をあげるという話になっていますが、少しくらいあげても、この現状では、倍率が増えるとは思えない。しかも、名目は残業代に相当するらしい。ということは、給与をあげるから残業が当然と言われかねません。
給与をあげるのは賛成ですが、教員給与は公務員としてはそれほど低くはなく、給与分も働かない人も残念ながらいます。ので、一律に給与をあげたり、やたら管理職を増やすのは、限られた教育予算の中で、本当に効果があるのかしらと思います。
倍率をあげたければ、教師の職は素晴らしくやりがいがあって、魅力的な職場だとみんなが言えるようにすればいい話だと思うのです。わたしは、こんなに楽しくやりがいのある仕事はないと思っています。
以下
学校の安心安全を守るために学校は子どもたちが安心して学び、成長する場所であって欲しい願いを込めて、これらの問題に対する解決策を提案し、学校の安心安全を守るための方法を考えてみます。
解決策
- 教員のサポート体制の強化:
- たとえ、指導力のない先生がいても、教員へのダメ出しが多い環境では、メンタル不調者が続出するのは当然です。忙しすぎて余裕がないことが最大の原因ですが、問題行動が頻発することで、学級経営が難しくなり、教員の評価が低くなりがちです。課題の多い家庭環境を抱えた子どもにはチーム学校として対応するシステムをつくることが望まれます。SCやSSWや地区町村など専門家による支援が利用できやすい体制をつくることが急務です。
- 指導力の向上を目指すための研修やサポートを充実させることが重要です。特に、新任教員や経験の浅い教員に対しては、メンター制度を導入し、経験豊富な教員からのアドバイスを受けられるようにします。さらに教科指導だけでなく、カウンセリングやコーチングなどの心理的なサポートが必要です。
- ポジティブなフィードバックの推奨:
- 子どもの問題行動の予防にも、教員を育てるためにも、ダメ出しばかりではなく、ポジティブなフィードバックを日頃から積極的に行うことで、モチベーションを高めることができます。これにより、教員が自信を持って指導に当たることができるようになります。学校ポジティブ支援SWPBSの輪が広がることが手立てになります。
- 校長のリーダーシップ:
- 素晴らしい校長は、矢面に立って子どもや保護者を直接指導しています。学校全体の雰囲気を改善することができます。校長が積極的に関与することで、荒れた学校も見違えるように良くなることが期待できます。そのようなリーダーを見て、部下もやる気を出すのだと思います。
- 保護者とのコミュニケーションの強化:
- モンスターペアレントと呼ばれる困った親に対しても、適切な対応が必要です。自己反省なく教育委員会に訴える親に対しては、聴くだけ聴いて却下するのではなく、困っていることに気づかせる支援が重要です。
まとめ
学校の安心安全を守るためには、教員のサポート体制の強化やポジティブなフィードバックの推奨、校長のリーダーシップ、保護者とのコミュニケーションの強化が必要です。これらの取り組みを通じて、子どもたちが安心して学べる環境を整えることができます。チームとして学校全体が協力し合い、より良い教育環境を築いていきましょう。

