学校はおもしろくない!
学校が面白くないから行きたくないと訴える子どもは、増えています。
家で、ゲーム三昧の日々を送ってしまうと、昼夜逆転していまったりと、行きたくても、行けないカラダになっている子どももいます。
なんだかんだで学校には来るけど、学習にはほとんど参加せず、問題行動を繰り返す子もいます。
所謂「学習性無力感」に陥っている子もいるのか、授業中寝ていたり、成長の機会を自ら放棄している姿を見ると悲しい気分になります。
起すと授業の妨害をするので、寝てくれた方がありがたいと思う先生もいたりして、何とかならないものかと悩みどころです。
たしかに、学校はおもしろいか、おもしろくないかという2軸で判断するなら、どちらかといえば、おもしろくはないが、時々面白いこともある。
「人生はそういうものかもね。だから、ちょっと見方をかえようか」などと言ってみても、子どもには届きにくい。
とはいえ、多くの子どもたちは何らかの目的をもって頑張って登校しているし、わからない授業も努力して分かろうとはしています。
面白くなければ、自分で面白くするしかないのだが、しかし、そもそも興味のないことを面白くするのは、こどもにとっては、無理があるのだろうと思います。
学校が面白くない、勉強がわからないのは、先生や学校のせいだとも言い切れない部分はあるのですが、学校、教員の対応にも課題はあります。
クラス経営、集団づくりのノウハウは必須ですが、昨今の教員不足のせいなのか確かに、能力というか、教育哲学というか、センスのない教員もいます。
しかも、管理職にマネージメント能力がないと、チーム学校になりえない、組織的に動けないのが、問題を深刻にしているようにも見えます。
うまくPTAとか、学校外資源を利用しているところもありますが、「できません」と弱音を吐けないのか、内部で抱え込む体質というか、学校には独特の文化もあるようです。
教育の個別最適化で、特別支援級が増えるのは仕方ないのでしょうが、インクルーシブの立場からすると、もっといい案があれば思います。そこは、別の機会に考えたいテーマです。
いずれにしても子どもの成長発達と自立支援を粘り強くすすめたいと思う今日この頃です。改めて基本のアプローチを確認したいと思います。

目次
プローチ方法
1. 共感と理解からスタート
方法: 子どもたちの気持ちに共感し、なぜ学校が面白くないと感じているのかを理解する。
悪循環に陥らないように、問題の所在を見極め、社会心理生物モデルでのアセスメントを試みる。
具体例: 「学校で何が面白くないと感じるのか話してみてくれる?」と尋ねてみる。否定せず、子どもの意見を尊重しながら聞くことが大切です。
2. 自己効力感の強化
方法: 子どもたちが自分の力で何かを成し遂げる経験を積むことによって、自己効力感を高める。
具体例: 簡単なタスクやプロジェクトを任せ、それが達成できたときに褒める。例えば、「クラスのプロジェクトを手伝ってもらえる?」といったものです。
3. 学校の意義を再認識させる
方法: 学校での学びが将来にどのように役立つかを説明し、理解させる。
具体例: 「学校で学ぶことは、将来の夢をかなえるための大切なステップなんだよ」といった形で、将来の夢を聞き、具体的な例を挙げて説明する。
4. 小さな成功体験を提供
方法: すぐに達成感を得られる活動を通じて、モチベーションを高める。 どこに意識を向けて取り組むかを聞く
具体例: 「今日は、授業で新しいことを一つだけ学んでみよう。それができたら、それでOKだよ」といった小さな目標を設定する。
5. ルーチンと一貫性の提供
方法: 中期、短期目標を確認したら、毎日のルーチンを作り、一貫性のある環境を提供する。 小さなよい習慣形成に取り組む。イフゼンプランニングで取り組む
具体例: 「毎日同じ時間に起きて、同じ時間に学校に行こう。その後で楽しいことを計画しよう」と提案する。
6. 家庭と連携
方法: 保護者との信頼関係がベースとなる。保護者は教育できないとあきらめるより、保護者に寄り添い、保護者の困りを聞く。親や家庭と協力し、一貫したサポートを提供する。
具体例: 親との定期的な連絡や面談を通じて、家でのサポート体制を強化する。
7. 外部資源や専門家の介入
方法: 必要に応じて、PTAや外部団体、教育専門家のサポートを受ける。
具体例: ソーシャルワーカーや子育て支援行政、カウンセラーや外部の専門家と連携し、子どもに適切な支援を提供する。
まとめ
子どもたちが学校に対して前向きな気持ちを持ち、日常の授業にも参加できるようにするためには、共感と理解を基盤としたアプローチが基本です。小さな成功体験を積み重ね、学校の意義を再認識させることで、徐々にモチベーションを引き出していきましょう。

